サ談会:レンタルタオルを語りたい
こんにちは。白樺こさわです。
新型コロナウィルスの影響もあり、暗い日々が続いています。サウナをめぐるサ旅もできないまま、燻った気持ちを地元のサウナで蒸し続けているサウナーさんも多いことでしょう(私もそのうちの一人です)。
新説「レンタルタオル」
温泉巡りをしていた頃から自分でタオルを持っていったため、ほとんどレンタルタオルにお世話になることはありませんでした。ホテルなどの大浴場では施設のタオルは使ったことはありますが、そこまでタオルを意識したことなどなく。
そんな私ですが、先日サウナに入りに行った際、うっかり家からタオルを持っていくことを忘れてしまい施設内に。もったいないことしたなあと思い、浴室内へ。
しかし借りたレンタルタオルで、気づいてしまいました。
このタオル、めっちゃいい。ヤバい。
適度な固さがあり、それでいて水はちゃんと吸ってくれる。体を洗うのに家のタオルを持っていってもなかなかこうはなりません。その日は感動のあまりサウナを5,6セットも入ってしまい、ととのいまくってしまいました。
サウナーにとって施設の良さはもちろん温度、湿度、水風呂の水温、外気浴スペースなどです。しかしそこに「レンタルタオル」が加わった、(私の中では)歴史の一ページに残るであろう、小さな、しかし偉大なる一歩が刻まれた瞬間でした。
固いタオル?柔らかいタオル?
私がたまたま使ったレンタルタオルは、バスタオルとフェイスタオルのセットだったのですが、絶妙にフェイスタオルがちょうどいい固さで、体を洗うのにちょうど良かったです。とはいえ人によって「タオルはとにかく柔らかい方がいい」という方もいるでしょうし、ここはサウナの温度設定とも似たようなところで好き嫌いが分かれる難しいポイントかもしれません。
とはいえ、サウナ室の温度や水風呂の温度は表示されている温度計で比較的簡単に測ることが可能ですが、タオルの固さというものはなかなか数値化しにくく、しかも個体差によるものが大きい。ますます評価が難しい項目になります。
逆にいえば同じ施設でも何回も行くことによって、固さがまちまちだったり、ある程度同じようなものが揃っているかで施設がどのぐらいタオルをチェックしたりこだわっているかが判別できそうです。でも常連はほぼほぼおうちからタオルを持っていってしまうでしょうし、サ活でみんながこぞって投稿したとしても固さの感覚は人それぞれでしょうし、やっぱり判断は難しいかも...。
レンタルタオルのメリット、デメリット
またレンタルタオルにはもう一つ、「手ぶらでもサウナに立ち寄れる」という良さもあります。例えば仕事を終えた時、出張帰り、買い物帰りなどに急にイキタイの気分になることもあるでしょう。レンタルタオルがあればそんな時でもすぐにサウナチャンス。何気にこれはサウナに行くハードルが下がって良いです。
ついでにおうちに帰ってきてからの洗濯物が減るのもいいポイント。一人暮らしの方は洗濯物が減ることだけでも大きな収穫ですし、温泉系の施設ではちょっと匂いがついてしまい他の洗濯物に匂いが移ってしまわないかという心配も。レンタルタオルであればこの心配はありません。
デメリットとしてはやはりお金がかかってしまうことが大きいですね。田舎の施設では入館料が安いですが、タオルがついてない施設がほとんど。私の家の近辺の施設もほとんどそれにあたります。布放題なんて夢のまた夢ですね。都会が羨ましい。
施設によっては「フリータイムのコースにはタオルがついてくる」といった所もあります。どうせサウナに何セットも入って、その後休憩となると90分コースでは物足りなくなることも多いですし、割とそういう施設を狙って入るのも一つ手かも。
おわりに
今回の記事を要約すると、つまるところレンタルタオルの世界が面白いということに気づいてしまったというだけの記事です。なかなかケチに暮らしていると一番お世話にならないのがレンタルタオルなんですが、ちょいちょい借りるのも悪くないなと思った次第です。